長崎県から村田 広志 先生（児童デイサービスグリーンズ施設管理者・理学療法士）を講師にお迎えし、
「育児期を見据えた、妊娠期からの姿勢・動作と運動アプローチ―産前産後を楽しく乗り切る身体の使い方―」というテーマでご講義いただきました。
先生から、まずは正常な姿勢と妊娠による姿勢の変化についての説明があり、不良姿勢は、胸郭・腹壁・骨盤帯が互いに影響しているため、一部分ではなく、身体全体を診て痛みの原因を考えたりしていく必要があるとのことでした。
肩が痛かったら、肩をマッサージしますよね。でも肩が痛い原因は、互いを支えあっている周辺の骨格のゆがみや開きのせいであって、そこを整えてはじめて頑張っている肩がゆるむ…と。
確かに家だって、どんなに立派でおしゃれな建物でも基礎が歪んでいたらすぐに傾いてしまいますよね
講義の合間にも良好な姿勢を保つためのストレッチなどをご教示頂き、研修前半は上半身がとっても楽になりました！
後半はヨガマットの上で二人ペアになり、仰向け、寝返り、立ち上がりなどの動きを細かく観察しながら日常の生活での動きを改善するアプローチについて学びました。
「日常生活動作の質をあげましょう！」という先生の言葉がとても印象的で、笑いあり、目からうろこの話あり、あっという間の7時間
今まで学んできた骨盤ケア等の内容がスーッと頭に浸透していくような、とてもわかりやすく自分自身で納得のできる、そして今すぐ妊産婦さんに伝えたい！と思うような、そんな研修でした
※次の日まさかのインナーマッスル筋肉痛・・・。普段、良好な姿勢が保てていないことに身をもって知ることとなりました・・・。（広報企画委員 T）
